病院の経営者交代に係る行政手続
コラム Column:2015年5月6日
病院の経営者交代に係る行政手続
病院の経営者交代に伴う役員変更他の手続きを行いました。
通常、役員変更手続きは、それほど手間のかからない手続きなのですが、今回はとても大変でした。
その理由のひとつは、手続きの便宜上複数行う社員総会の段取りについても受任していたからです。
新旧両経営者の顧問弁護士の先生も立ち会われることになっていましたが、旧経営者だけで行われた総会も、新旧両経営者によって行われた総会も、新経営者だけで行われた総会も、すべて当事務所が段取ることになりました。
余談ですが、当日立ち会った士業は、両経営者の顧問弁護士、司法書士、税理士の先生方と、行政書士が小職。
火花散らすことはなく、士業者間は終始とても穏やかな雰囲気で進みました(笑)
もう一つの理由は、諸々の事務に対する取り組み方に違いがあったことです。
旧経営者の事務方はとても緩い(ルーズ?)のですが、新経営者は非常に厳格でしたので、準備段階から何かと大変でした。
さらに、議事の内容が多かったことや、遠方の県で早朝の総会のため前泊の必要があったことなども理由にあげられます。
総会、理事会の終了後は、保健所、認可庁、地方厚生局と一気に必要書類を届け出て、同じく諸手続きを終えた司法書士の先生と合流して、帰りの新幹線では、まだ明るいのにビールとおつまみでお疲れ様会を楽しみました。